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大人のブログ探訪

富士PhotoLife

2009/07/16

富士PhotoLife

 考えに煮詰まってどうしようも無くなったとき、一時、考えることやめて気分転換することにしている。仕事柄、半日近くはパソコンの前に座っていることも多いので、いわゆるコーヒーブレイクも机に座ったままということが多い。ちょっと外に出る方法もあるが、パソコンに向かったまま休憩するのには訳がある。何を隠そう、限界まで働かせた脳をリフレッシュさせるために、眺めるウェブサイトをいくつも用意しているのだ。ある意味、日課となっているサイトを巡回しながら、コチコチになった頭をもみほぐすのである。

 中でもお気に入りなのは、富士山に向けられたライブカメラ映像。今現在の映像をほぼリアルタイムで見られる。こうしたライブカメラはいくつもあるが、おすすめは山梨県山中湖村から配信されている「絶景くん富士山中継」というサービスだ。365日1年中、好きなときに今現在の富士山に出会える。ただ、山の天気は変わりやすいとはよく言ったもので、山頂付近まできれいに晴れ渡っているときは少ない。とくに梅雨時期はなおさらだ。

 そこで筆者は、富士山の絶景写真を数多く公開するブログ「富士PhotoLife」を巡回サイトの1つに取り入れている。ライブ中継とは違って、富士PhotoLifeで公開されるのは富士山をメイン、もしくは背景の一部として収めた絶景写真ばかり。その数は300点以上もある。生まれも育ちも東京なのだが、両親が揃って静岡出身と言うこともあるのだろうか。富士山写真を見ると、なぜだか心が落ち着いてくる。

 富士山は見る角度によって、印象が変わることで知られている。ブログでもその点は重々承知で、撮影した場所により、写真を細かくカテゴリー分けをしている。最も多く公開されている撮影地点は、山梨県南都留郡忍野村。続いて山中湖、河口湖などとなる。この他にも田沼湖、朝霧高原、宝永火口など、全部で30カ所以上の地点がカテゴリー登録され、様々な富士山の顔を楽しませてくれる。

 個人ブログだが、写真の質が高く、どれもポストカードのよう。厚い雪に覆われた冬の富士山。雪解け水などによって、富士の裾野に咲いた花が彩りを添える初夏の富士山、田んぼに写った逆さ富士など、見応えがある。更新頻度は多くないが、過去に公開された写真を眺めていると、頭の中に満ちていた負の考えが飛んでいくような気がする。写真の趣味は、個々で違う。自分の趣味にあったリフレッシュブログを、富士PhotoLifeを参考にしながら、見つけてみてはいかがだろうか。

・関連サイト
 山中湖村役場観光課「絶景くん富士山中継」
 http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/zekkei/index.php

(原 如宏)



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