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2008/11/20
このところ、メタボ対策として自転車を始める方が増えているそうだ。メタボでなくても、日頃、運動不足だと感じている方は多いことだろう。かくいう筆者も運動不足が気になっている一人だ。たまにウォーキングをしているが、同じような場所を歩いているとだんだん飽きてくる。他の運動も取り入れたいと考えると、手軽さから目を向けるのはやはり自転車である。 頭では分かっていても、なかなか自転車を始めるきっかけがない。何か自分を後押ししてくれるものはないか。自転車を楽しむきっかけとなるブログを探していると「MTBでGO」に出会った。 目にとまった理由は他でもない。「50歳になりメタボと健康のため、サイクリングを始め自転車に熱中しているオヤジのブログ」という売り文句にある。ブログの内容は、愛車のチューニングと遠出(ポタリング)日記が核。 本格的すぎない、ほどよい取り組み加減で、自転車と接している姿が記事の端々にみてとれる。メタボ対策といいながら、ラーメンなどの食事風景が並ぶのが、なんともほほえましい。 こうした自転車との接し方もあることに気づき、10月下旬のある日、過去のポタリング日記を参考にしながら、自己流の自転車旅へと出かけてみた。愛車は、昔使っていたマウンテンバイク。眠っていた自転車を引っぱり出し、最寄りの自転車専用道路へと向かったのだ。 利用したのは東京都西東京市新町から、東京都東村山市多摩湖町へと抜ける「東京都道253号保谷狭山自然公園自転車道線」。通称「多摩湖自転車道」である。郊外の住宅街を抜け、多摩湖、狭山湖へと続く道だ。出発点から多摩湖までは約10キロ。その後、湖の周回道路に入る。1周巡ると約10キロ。来た道を引き返すため、総距離は約30キロ。初心者でも2~3時間あれば走れる。 ちなみに狭山湖周辺には、映画「となりのトトロ」のモデルとなった狭山丘陵がある。今でも昔ながらの自然も随所に残っている場所だ。紅葉はまだこれからといった感じだったが、道路には落ち葉が積もり、秋の景色を演出していた。ウォーキングをするのも楽しいが、より遠くへと出かけられる自転車も旅気分が味わえて非常に面白い。ポタリングが人気になる理由もうなずけた。 後日、再びブログを訪れてみると、筆者がたどった同じ多摩湖自転車道のポタリング日記が公開されていた。筆者とは違い、途中でおいしいうどんを食べているようで、なんともうらやましい。 あまり気張らず、できることから始める。ブログなどを参考に、無理のない、秋のポタリングを楽しんでみてはいかがだろうか。 (原 如宏)
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