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大人のブログ探訪

夫の寝言

2006/11/09

夫の寝言

 この原稿を読まれている読者の方にちょっと質問です。奥さんや子ども さんに「いびきうるさーい」とか「寝言がうるさいよー」って言われたことないですか?

 なんとなく、読者の方には、中高年の男性が多いという想像のもと話を 進めますが、とくに酔って帰ったときなんかに、言われませんか?

 僕は言われます。たまに鼻をつままれて起こされちゃったりもします(笑 )。でも、寝ている間のことなんで、いびきがうるさいとか、寝言がうるさいといわれても、「えー 知らないよー」なんてトボけたりもしますけどね。「いや、寝言なんかいってないって」なんて。 なん なら証拠見せてみ。なんて言い返してみたりして(笑)。

 ま、そんな証拠があるわけないと思って、そんなことを言ったりするんで すが、世の中を甘くみてはいけません。そんな証拠を、これでもかと記録している人がいるん です。しかも、それをメチャメチャ楽しいエンタメコンテンツとして発信している人がいるんです。

 それが、今回ご紹介するブログ「夫の寝言」の作者である「ねこぱんだ」 さんであります。

 「夫の寝言が面白かったのでずっと携帯に記録していたのですが、携帯 が壊れたのを機にデータとして残そうと思い、どうせなら他の人にも読んでもらいたいとブログ にすることにしました」

 このように夫の寝言を記録するブログを開設した動機を話す「ねこぱん だ」さんは、旦那さんが寝言を言うたびに、ケータイをメモ代わりに記録しているという。なんで も、寝言はたいてい夜なので(そりゃそうだ)電気をつけてメモをとるわけにもいかないので、この ような方法を採っているというのだ。

 では、そんな正確な記録のもと、収集された寝言の数々を少しご紹介し てみよう。

「竹槍買って来い。三本くらいでいいからさ」

「光ファイバーはすごい虫が寄ってきますからねー」

「誰だ!あんなとこに地蔵を置いた奴は!」

「日本人はタコが好きじゃねえ!」


 ぷっ(笑)。思わず噴出してしまいました。しかし、あまりに面白すぎるた め、ねこぱんださんは、旦那さんが睡眠障害とかの病気なのでは――とちょっと心配している という。

 「でも、たまにコメントで『私も寝言を言います』とか『うちの家族も寝言が すごいです』と書いてくれるので、世の中には寝言を言う人がけっこういるんだなあと安心して います」

 さて、最後に「ねこぱんだ」さんが気に入っている寝言を、2つほど教え てもらおう。


「右の斜めの腎臓には忍者ハットリくんがいる」
(2004年9月19日の寝言・記事としては2005年12月8日)

「与作が木を切るってか。大騒ぎです 」
(2004年12月24日の寝言・記事としては2006年4月28日)


 プププ(笑)。いくらなんでも面白すぎの寝言に爆笑必至のこのブログ。 でも、僕もこんなことを自覚せずに言っているのかも……と思うと、ちょっと冷や汗がでてしまう ブログなのでした(笑)。

 

(岡部敬史)


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