|
2007/11/29
国内旅行に欠かせないものは何かと訪ねられたら、多くの方が「温泉」と答えることだろう。年齢を重ねるにつれて、一時で良いから日常の生活環境から離れ、ゆっくりと温泉にでも入りたい。または、日々の疲れをいやしたい…などと考えることが増えてきた。空気の冷たさが身にしみる季節になると、身体の芯から温まる温泉がとくに恋しくなるものだ。 温泉をキーワードにブログを探すと、湯巡り日記を公開しているところが数多く見つかる。今回は多少目線を変えて、最新の温泉事情を配信する「温泉ニュースBlog」を紹介してみたい。 温泉ニュースBlogでは、報道されたニュースや、読者などから寄せられた情報などを元に温泉関連の話題を毎日更新している。温泉施設の開業情報と、廃業の情報。ならびに温泉関連のイベント情報などが掲載される。温泉だけに特化した情報を得られるという点で、重宝する。 ブログの管理人、らくださんは「らくだジャーナル 旅と温泉」というホームページを2002年10月に開設し、全国各地の温泉レポートを公開してきた方である。 近場の温泉施設、ホームページ読者に人気の温泉施設などを探したい場合は、ホームページの方も利用するといいだろう。とくに温泉レポートは女性目線から書かれているため、奥さんが満足するような充実した温泉施設を探したい方には参考となるはずだ。個人的には、ブログで温泉関連の最新情報を確認しながら、ホームページの方で温泉施設の情報を得るという使い方をしている。2段構えて利用することで、ささやかな筆者の温泉ライフも充実してきた。 温泉というと、昨年の成分不正表示問題。今年はレジオネラ菌による温泉の汚染問題や、都内の温泉施設がガス爆発を起こして死傷者が出るなど、業界のとってマイナスな話題が続いている。温泉を楽しみたい人にとっても、とても残念な話だ。しかし、一連の出来事は、温泉をただ単に有り難がってきた利用者の姿勢にも問題があったといわざるを得ない。 今後は利用者が厳しい目で、温泉の善し悪しをチェックしていく姿勢が求められることだろう。温泉業界の取り組みをブログ等のニュースで得ながら、利用者の一人として知識レベルを積み上げていきたいものである。 （原 如宏）
この記事のトラックバックURL:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a0120a66c427e970b0128756d92b8970c Listed below are links to weblogs that reference 
|
|
日経BP社の書籍購入や雑誌の定期購読は、便利な日経BP書店で。オンラインで24時間承っています。
ご案内 nikkei BPnetでは、Internet Explorer 6以降、 Safari 2以降、Opera 8以降、Netscape 8.1以降またはHTML 4.01/CSS level 1, 2をサポートしたWebブラウザでの閲覧をお勧めしております。このメッセージが表示されているサポート外のブラウザをご利用の方も、できる限り本文を読めるように配慮していますが、表示される画面デザインや動作が異なったり、画面が乱れたりする場合があります。あらかじめご了承ください。
この記事へのコメントは終了しました。