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大人のブログ探訪

『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』

2008/12/25

『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』

 「落語ブーム」といわれて久しい。浅草や新宿の寄席には、連日多くのファンが詰め掛けているというし、居酒屋に噺家さんを呼んで一席もうけるなんて話も耳にするようになった。

 ただ、興味はあっても寄席に一度も行ったことはないという人は、案外多いのはないだろうか。

 寄席のある場所は限られているし、ひとりで行くのも寂しいもの。友達を誘えばいいんだけど、それもちょっと戸惑ってしまう。

 そんな「興味はあるけど二の足を踏んでいる人」にぜひオススメしたいのが、今回ご紹介するブログ『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』である。

ぽっどきゃすてぃんぐ落語は、「ニフ亭」(ニフティ株式会社)でポッドキャスティング放送用に不定期開催される高座です。なお、3ヶ月限定の配信ですので、過去のファイルは再配信されません。

 この解説にもあるように、このブログはニフティが主催する高座にて録音された噺をポッドキャスティングで配信しているものだ。

 ポッドキャスティングとは、簡単にいえば「音声ブログ」だ。ブログにアクセスすれば、クリックひとつで落語が聞けるし、音声ファイルをダウンロードして携帯音楽プレイヤーなどでも聞くことができる。

 従来なら、カセットテープやCDなどを購入する必要があったわけだが、それが気軽にネットで愉しむことができる。実に貴重な場所なのだ。そんなブログで聞けるのは、古典落語なるものだ。

 古典落語とは江戸時代から明治時代にかけて作られた落語のこと。これは、主に貧乏長屋などを舞台に、登場人物は当時の古い言葉で話します。これに対して、新作落語とは、通常戦後に作られたものを指します。

 こうきくと「古臭い」とか「型にはまった」という印象を持つ人もいるかもしれない。しかし、落語というのは、話が同じでも噺家によってその魅力が大きく異なるという――。

 ま、こんな知識も僕自身、耳学問としては知っていたのだが、落語未体験ゆえそれを実感することができなかった。噺家の個性とはどういったものか? そんなごくごく基本的なことだからこそ、体感しないことには理解できない。

 このハードルを『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』は、気軽に越えさせてくれるのだ。

 演じる噺家さんが若手であるという点もいい。演じる側にとっても、広くその名前と芸を知ってもうらことができるうえ、ファン層拡大に一役買えるのだから、彼らにとっても便利なツールといえるだろう。

 ぜひ、落語、未体験な人に聴いてもらいたいこの『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』。同じような落語の音声配信を行なっているコンテンツに『フジポッド お台場寄席』などもあるので、好みに合わせていろいろ聞き比べてみるのもいいだろう。

(岡部敬史)



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